「ブラザーフッド」
やっぱ現場は萌えるわ(©神谷 明)
この間、うちの劇団の捨吉が「ゆふいん映画祭の案内文、書くことになったんですよぉ」と言って来た。腐ってもあっちゃん、立見のHPで連さいしている身分である。
「ふ〜ん、で、どんな映画の案内文なの?」
「えーっとですねぇ、奥田映二かんとく作の“女人”っていうやつで・・・・」
にょっ・・・・・・!?にょにょにょにょにょにーん!!??なんすか、そのエッチぃタイトルはっ!?R指定か!?Rなのかッ!?てゆうか、奥田さん、あんたなんちゅう、映画ば撮らっしゃったとですか!?
「へ、へぇ〜〜〜、なんか、すごそうな映画だねぇ」
「はい、内容もですね、江戸時代の八丈島から、脱走する、大脱走ものみたいなやつで・・・・・・」
ん?大脱走?ぜんぜんエッチくないじゃん。つーか・・・・・マックィーン??
「ねぇ、タイトルなんてったっけ?」
「ですから、“流人(るにん)”ですけど・・・」
本気で耳鼻科に行ってお耳掘ってもらおうかなと思った真夏の夜の稽古の帰りAM1:00の出来事だった・・・・・・・。
それもこれもすべては話題のコリアンムービー「ブラザーフッド」を見て萌えつき、性も根も尽き果てた末のこと、というわけで、今回のお題は「ブラザーフッド」です。
(えらい強引なつかみだな、おい。)
いやぁ 、萌えたよ・・・。まっすぃろに萌えつきましたよ。
あたしは。なんてったって美しすぎます、あの兄弟は、そして、怖いくらいに仲良すぎます。あの兄弟は。これを萌えとい和図して、なんと言うんですか!?ねぇ、あんた!?(誰に力説してるんだ)
しかし、この映画は、美しすぎる男2人があったからこそ、みられたものだったのかもしれない。でないと、とてもじゃないけど、キツすぎます。戦争の悲惨さ、同属が殺しあうむなしさと悲しさ、そして、それにいやおうなく巻き込まれていく市井の人々。
きつい・・・。あの2人がいなかったら、きっと映画館出てたわ。あの2人だけ、ちょびっと現実感がないという、意見もあったが、逆に言うとそれで成功したのかもしれない。萌え兄弟バンザイである。

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