ファイル34

あつ子の日記・・・5月15日


(実際、ロード・オブ・ザ・リング以外まともに見ちゃいねぇ)・・・

 

・・・と思っていたら、そうでもなかった。

 メル・ギブソンが作った映画が大問題になっちゃってるらしい。タイトル忘れちゃったんだけど、キリストが処刑されるまでの最後のL時間をえがいた作品で、相当に聖書に忠実に作ってるらしい。で、それの何が大問題なのかというと、ユダヤ人差別が大元になっている「キリスト殺しの罪」が、強調されすぎているということなのだ。しかも、それを、ローマ法王が「こりゃ正しく作っとるわい」とコメント出したせいで、よりいっそうヒートアップしちゃったらしい。(いらんこと言わにゃいいのに・・・)他にもはりつけのシーンがリアルすぎてばーさんが心臓発作起こしたのだと、何かいろいろとワケありの映画らしい。

しかし、キリストを題材にした映画は、なぜこうも欧州社会問題に発展してしまうのだろうか。それだけであっちの人は宗教に対して本気マジってことなんでしょうねぇ。なにせ、「最後の誘惑」の時は、映画館焼き打ちになってるんですから。

とりあえず、もし日本でキリスト教を題材にし、かつ、社会現象になる程の作品を作るとしたら、故手塚治虫先生を、イタコに降ろしてもらってバーンと一発火の鳥キリスト編とか書いてもらうのが、一番おもしろそうだなと思う今日この頃である。

 

   HOME