あつ子の日記・・・5月15日
・・・と思っていたら、そうでもなかった。 メル・ギブソンが作った映画が大問題になっちゃってるらしい。タイトル忘れちゃったんだけど、キリストが処刑されるまでの最後のL時間をえがいた作品で、相当に聖書に忠実に作ってるらしい。で、それの何が大問題なのかというと、ユダヤ人差別が大元になっている「キリスト殺しの罪」が、強調されすぎているということなのだ。しかも、それを、ローマ法王が「こりゃ正しく作っとるわい」とコメント出したせいで、よりいっそうヒートアップしちゃったらしい。(いらんこと言わにゃいいのに・・・)他にもはりつけのシーンがリアルすぎてばーさんが心臓発作起こしたのだと、何かいろいろとワケありの映画らしい。 しかし、キリストを題材にした映画は、なぜこうも欧州社会問題に発展してしまうのだろうか。それだけであっちの人は宗教に対して本気(マジ)ってことなんでしょうねぇ。なにせ、「最後の誘惑」の時は、映画館焼き打ちになってるんですから。 とりあえず、もし日本でキリスト教を題材にし、かつ、社会現象になる程の作品を作るとしたら、故手塚治虫先生を、イタコに降ろしてもらってバーンと一発『火の鳥・キリスト編』とか書いてもらうのが、一番おもしろそうだなと思う今日この頃である。
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