「SF・コンクエスト」
〜ネタが無い時・・・・(つらい)〜
ネタがなっしんぐの時の裏街道ほどつらいものはない。かと言って、今さらタイタニックとかでごまかすのもちとなんだし(いや、昔はよくやったさ)ここは一発、ビデオやマニアムービ(カルトムービー)救出大作戦といきますかね。ま、単に、ビデオ屋の一番すみっこにあってホコリかぶってるよーなのさがすだけなんすけどね、大抵そういうのは知名度があんまりなくって(一般的にね、あくまでも)そのくせ、パッケージから妙なオーラ放ってるから、すぐわかるし。実は、「クイーン・コング」と「タイタス」もそうだったし(こいつらは、新作だったが、タナの一番はじの電気の当たらない所にあった)
ちゅーわけで見つけましたよ、その名も「SF・コンクエスト」う〜〜〜〜ん、いいねぇ、タイトルからしてキテる。パッケージのオーラ度も高い。期待を裏切らないしょーもない映画と見た!(何を考えてるんだ、いったい)んで、どーだったかというとーいやぁ、期待を裏切らない、しょーもなさというか、開始5分でビデオテープを窓から、放り投げそうだった。話の内容は、トラブルメーカーですきだらけの勇者と、その勇者が生まれてはじめての親友になってくれて舞い上がってしまった男の友情2人旅。もぉ、この勇者が、壮絶なトラブルメーカーで、ちょっと目をはなすと、敵につかまるわ、毒矢にあたるわの大さわぎ。で、対する相棒の男はというと、文句も言わずに助けてやる。なんせ、生まれてはじめての親友ですから、うれしくってしょーがなかったんだろうね。この男もほっといたら、「おれの女をお前にやる」とか言い出すし、最後に勇者、首狩られて死ぬんですけど(本当なんだってば)相棒の男は、自分の彼女が殺された時は黙ってたくせに、勇者の時はリベンジャーに大変身。あっちゅう間に敵を大ぎゃく殺。もぉいい。わかった。お前ら友情通りこして、つきあっちまえ。ハンパにおネーちゃんとつきあうんじゃない、みとめちまえ!(何を?)
ところでこの映画、SFと言っときながら、何らSFとは関係なかったりする。まさかと思うが、あの弓がレーザーみたいになるからとか言ったら、しばくぞ、ホンマに。なんだか映画を見たと言うよりは、クソゲーにつき合わされた気分にさせられましたが、男同志の友情として、イライジャ・ウッド、ラッセル・クロウ辺りで、マトリックス並みの予算でやり直せば、けっこういけるんじゃないかと思ったのは、裏街道のためとは言え、借りてしまった自分をなぐさめてるだけなんでしょーか(きっとそうね)
ところで、全然関係ないですけど、大○電気さん、このビデオがSF風刺名作映画「華氏451」の横にあったのはともかく「セーラームーン」と「どれみちゃん」の間に「最強絶叫計画」があるのはちとまずいような気がします。