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「タイタス」
〜鈴木VS辻元・復讐するは我にあり〜

この間、ヤンヤン、大二、よーすけが出演した、アクターズ・スクール主催「12人の怒れる男」を見てきました。映画で有名なやつです。

いや、平均年令17才の中での妙齢のヤンヤンちゅーのもなかなか面白かったですなぁ(いろんな意味で)スクールの社長には、ただ飯(打ちあげ)をゴチになりましたし。次の日朝早かったんで、先にとんずらしちゃいましたが、あの後、平均年令17才に異様にコーフンしたうちのおじさんが(左近さん)例のごとく、フル・モンティになっとりゃせんか、ちょっと心配だったんですが、どうだったんでしょうか?とにかくお世話になりました。今後は、自腹で「ハイランド」(社長の経営してる店)に行かさせていただきます。(いつになるかわかんないけど)


ちゅーわけで、この間のは、映画から舞台へだったんですけど、今回は、舞台から映画へ、「タイタス」です。原作はシェークスピア、そのあまりのエグさ故、伝説的な鬼っ子あつかいという代物で、んー、聞いたことはあるけど、知らないなぁ、という方も多いと思います。話の内容をわかりやすく例えるとですねぇ、陰湿度および暗黒度が120%増しになった、鈴木さんと辻元さんの国会対決ちゅー感じですかねぇ、(わけわからんわ)いや、ホント、「タイタス」の将軍と女王のリベンジ合戦に比べれば、鈴木・辻元ペア(スケートじゃないんだから)の国会対決なんてかわいらしい。「タイタス」は、その登場人物のほとんどが、ろくでなしで、そいつらがおりなす、最低人間残酷模様がめくるめくいきおいで、展開されていきます。主演は、アンソニー・ホプキンズ、よりにもよってハンニバル先生。でも似合ってた、てゆーか、「ハンニバル」よりもキツかったわぁぁっ!!!まぁ、そうゆーわけで、この映画は、フツーに見たい人々には、あんまり、お勧めいたしません。ホームパーティーで、みんなでキャッキャッとか、今夜は彼女とベイベーおっとその前にとかいう人々は見ない方がいい(見ねーよ)確実にもり下がるから。逆に、舞台美術とか衣装とかに興味のある人にはいいかもしれない。「タイタス」自体、滅多に演るものじゃないし、映画なんだけど、舞台を意識した作りになってて、話の内容にはひいても、こっち側には、魅かれるんじゃないかなぁと思う。ただ見るときは、ある程度覚悟完了で願います。


それにしても、今まで、愛人いっぱいこさえてたピカソとか、ホモの王様だまして、金をまき上げてたワーグナーとか、偉大な最低芸術家つーのがいろいろおりましたが、こんなの書いちゃう、シェークスピアもその部類の人間なんじゃないんでしょーかねぇ?

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