以前、このコーナーで書いた"ディープな映画ファンのHさん"からおたよりいただきました。彼は、私のコーナーの文章を量にして、約1ヶ月分くらいを一気に読んだそうです。無茶する人です。あっちゃんの駄文をなーんも考えずにダラダラと書きなぐってるあっちゃんの毒電波をまともに一気に読むなんて、あーた、そらやばいですよ。モンテクリフト伯が、短気おこして、毒一気に飲んじゃうようなもんだって。(また、このアマはわけのわからんことを・・・)案の定というか、彼の手紙は、何か一発キメてから書いたようなすんげえものになってました。でも、これも一応ファン・レターよね(ほぼ身内ではあるが)と、あっちゃん、ちょっとうれしかったです。(なら、ぐだぐだ言うな)
さて、前フリからもわかるように(わかんねえって)今回は映画ファンについて。映画ファンというのは、往々にして変わった奴らが多い(そんなん、おめーの周りだけだよっていうつっこみはなし)私の知人はもとより、行きずりの映画館の横に座っただけのやつとかもよく見かける(だからおめーだけだよってのはなし)
そして、そんな行きずりの変な映画ファン(らしき人)にまた出会っちゃったのである。それは、トム・ハンクスがアカデミーを狙いすぎて、逆に遠ざかってしまった無人島一人芝居、「キャスト・アウェイ」を見に行った時である。終わったあと、階段降りるのをぶしょうして、エレベーターの前で待ってたときのことである。後ろにいたカップル(やはり30代後半)の会話ー
女:「おもしろかったわね。」
男:「うん。でもねえ・・・・」
女:「なあに?」
男:「こう、死体が島に流れ着くシーンがあったろう?」
女:「うん。」
男:「本物の水死体はあんなにきれいじゃないよ。もっとすごいんだよ。」
女:「へえぇぇぇ・・・」
私:「てめぇ、いったい何者だあっ!!て、ゆうか、女も軽〜く、うけ流してんじゃねええっ!!」(心の大絶叫)