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「BLOOD」

〜想像は生命(どっかの社訓)〜



韓国がドイツに負けて、残念無念な今日このごろ、しかし、それにしても、ドイツはガードがかたかった。特にカーン主将(ゴールキーパー)あの人は、今大会で1点入れられただけという、かたさである。(6/27現在)カーン主将のかたい守りの最大の理由は、たぶん「顔」なのだろう。はっきり言って、怖い。あの「お前をとって喰う」というような顔でにらまれたら、そりゃあ大抵の人はビビるでしょう。味方側のドイツにいたっては、もっと必死だろう。ちょっとでもミスりゃあ主将の「お前をとって喰う」ビーム最大出力。彼は、本国ドイツでは、皇帝(カイザー)と呼ばれてるが、カイザーとうゆうよりは、魔王。シューベルトの歌曲「魔王」において、熱にうかされた子供が見たモノは、きっと彼だったのだろう(超失礼)泣く子もだまるビビり顔カーン主将、だが、私はこう考えている。カーン主将がもしもファンシー好きだったら?自分の部屋にキティちゃんなんかがゴロゴロしてて、白いパンジーがうえてあって、子犬の横にはカーン・・・・・。さあ、みなさーん、想像してくださーい。ね、おもしろいでしょ(そうか?)いやぁ、人間の想像力に限界はないって本当だね (そんなんお前だけじゃ)


ちゅーわけで、本題。恐らく、自分で想像することで楽しむ映画「BLOOD」です。今度の芝居の参考になるからと立見席(メンバー)及び座長と見たんすけど、何て言うか、非常に説明に困る映画。なんでかって言うと、状きょう説明というか、世界観というか、設定に関する情報が極めて少ないんですわ。これが。ただストーリーから、かいま見えてくるモノを自分で、整理して考えるしかないという不思議感覚映画。しかし、だからと言って、おもしろくないのかというと、そうでもない。けっこうイケるのである。これが。これもまた不思議。アニメ+CG実写映像で見せるアクションは、きれが良くってかっちょいいんである。まぁ、アニメなんで、なんでもアリっちゃアリなんだけど。


恐らく、この映画は、今はやりのメディアミックス展開をしているのではないかと思われる。そう考えると、映画からとれる情報の少なさもうなづけるのだが、できれば、この映画はそういうことはしてほしくないなぁと思っている。メディアミックスといやぁ、聞こえはいいが、あんなもん、私に言わせりゃ出しおしみ商売。映画とかで、語らずに、小説やら、ゲームやら、他種でネタを流すってのは、ちとズルいんでないかい?まぁ、人のことは言えませんがー。なんにしても、この映画は、これ1本だけってのが私には理想ですな。手さぐりで、情報をさがしながら、アクションを楽しむ映画ってめずらしいですから。

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