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「ランボー」
〜ランボーって?〜

はぁ〜〜〜、このコーナーがはじまって約一年ーかぁーあの木についてる最後の一葉が落ちたとき・・・・私もこのコーナーやめようかな・・・・・。(オイオイ、葉っぱなんか落ち切っちゃってる上に、あと、2,3ヶ月もすれば若葉が芽ぶくよ)嗚呼・・・・・私って、うちの座長に負けないくらい遅筆だったのね・・・・・一緒だったのね・・・・・。劇団入りたてのころから座長に似てるって言われてて、時には、お客様とかにも言われてて、その度、違う違うそうじゃないって、鈴木何とかみたいに心の中で歌ってて、でも最近、「なんか今の発言、座長みたい」って自覚症状が出てきてて、その上、筆の遅さまで一緒だなんて、しかも、このままじゃまずいなと、一念発起して書こうと思ったんだけど、つい、「クイズ・ミリオネラー」と「奇跡体験アンビリバボー」見入ってやめちゃうとこなんか、ますます一緒で、ああーもぉ、「失うものは何もなくなった」て感じだよ。トホホ。  ランボー・・・と言うと思い浮かべるもの。大ていの人は、まず、映画の中のぶち切れちゃうと街を破壊したり1作目)敵基地をふっとばしたり(2作目)ソ連軍一個師団壊滅させたり(3作目)それもたった一人で見事にやってのけるベトナム帰還兵(元グリーンベレー)を思い出すのではなかろうか。しかし、ランボーイコール映画と言って、バカバカバ〜カ呼ばわりされたことあるのよねぇ。私。呼ばわったのは座長なんだけどさ。


あれは良い子は眠るイレブンピーエム、一本の電話からはじまった−。

座長(以下・座)「おう、おれだ」

   (注:座長は電話の第一声、これしか言わない。まちがったらどーすんだろ?

私「あー、なんすか、座長、こんな時間に」

座「お前、おれんちのランボー、しらねえか?」

私「・・・映画の?」

座「何言ってんだ!?お前、ランボーっつたら詩だろ!?詩人のランボーだよ、決まっ   てるだろうが、バカバカバ〜カ!

私「知らんわ!そんなの!!ランボーって言ったら、まず、映画でしょうが!?ふつー    そうでしょうが!?」

座「どげえでんいいわ、そんなこと。とにかくランボーじゃ、お前、こないだおれんち   で本借りたじゃろうが」

私「私が借りたのは幸田露伴と赤ん坊少女です。(やな2冊)」

座「ちがうのか・・・・。あげな詩やらマジメに読むやつお前以外誰がいるんだよ」

私「左近さんがいるやん。あの人、おネーちゃん口説くのに、ハイネやらボードレール   やら口ずさむの好きやん。ランボーやら使える詩がいっぱいあるやん。あの人、そ  うーいう努力だけはおしまん人だからね、黙ってもってかえって、こっそり暗記し   てる可能性は120%あるね」

座「そーか、あいつがおったな、電話してみるわ」

ガチャン、プー、プー。いったいなんやねんなあ!!!


・・・・とにかく、座長、その日、ある書評を書くのに、ランボーがどーしても必要で、結局そのランボーは、左近さんちにありました、というのが結末。しかし、一方的に言われた私はたまらない。ランボーちゅったら映画のはずだ!!ふつー詩人やら最初に出て来んわ!たいていの人はそのはずだ。ここはいっちょリサーチしてみねば・・・・・。


 

んで、次の日、ちょーどよく母からの電話・・・・・  

私「あー母さん、とつぜんですまないんだけどさ、ランボーって言ったら、何思い出  す?」

母「ええ?ランボー??みなみらんぼう

・・・・・母よ、自然よ、そうだ忘れとった、この人には、この人だけは聞いちゃだめなんだ。

 母「なになに?どうかしたの?ああ、もう1つあった映画で、もえよアフガン

 おせーうえに、サブタイトル、びみょーに違ってるじゃねーか!!!子が子なら、母も母、まる。※しかしよくよく読み返すと、30ちょい手前の女と、50ちょい前の男のいい大人のする会話じゃあないなぁ、はっはっは(乾いた笑い)

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