「絶版文庫発掘ノート」
の著者:
岩男淳一郎が選ぶ
私のおすすめ本
今月のこの一冊
〜2月〜
新潮文庫第八十三編
「聖フランシスの小さき花」
久保正夫訳 新潮社出版
(戦前版の絶版です)
「何度読んでもいい本というのはこういう本をいう。
おまえたちにはわからんじゃろうが・・・」
と、のたもうてます。
第8話より
「いかに聖フランシスは、フラテ、レオネと旅しつつありしとき、
この人に完たき(まったき)歓こばしさなるものを説きあかせしか」
座長いわく
「究極の聖人はたぐいまれなるユーモアを持っている。」
「現代の価値観と全く正反対の・・・」
「愚人ともいうべき聖人の・・・」
座長のいうことは難しくてよくわかりません。
とにかく、いい本なんだそうです。
次回は座長からちゃんとしたコメントをもらっておきます。
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